今月の院内新聞のフォーカスの、「ノロウイルス胃腸炎」ですが、予想に反して、今だ流行がありません。暖冬の影響でしょうか?
院内新聞の話題は外してしまいましたが、気を取り直して。ノロウイルスやO-157の院内感染対策として、当院のトイレのカバーに「アドレット」というシールを貼りました。これは、消臭、抗菌性、抗ウイルスの3つの機能を併せ持つすぐれ物だそうです。
もし、ノロウイルスなどが混入した汚物を、トイレのふたを閉めずに流した場合、どうなるか・・・イギリス・リーズ大学の マーク・ウィルコックス教授の研究 ですが、便器のふたを閉めずに流した場合、微生物が最大26センチ飛び散り、90分間空中を漂っていたそうです。
アドレットを貼って、ふたをして流して実際にどれほどの効果があるか、半信半疑なのですが、一応発売元が大学や研究所に依頼して行った 検証実験の結果 がありました。少しでも院内感染対策になればと思い、採用しました。