診療について

特掲診療科・加算

• 小児外来診療料
• 小児かかりつけ診療料1
• 機能強化加算
• 小児抗菌薬適正使用支援加算
• 時間外対応加算3
• 医療情報取得加算
• 乳幼児夜間早朝等加算
• 明細書発行体制等加算
• 一般名処方加算

その他

スギ・ダニ舌下錠有資格医

小児かかりつけ診療料

当院は「小児かかりつけ診療料1」を算定している施設です。患者の同意を得たうえで、継続的かつ全人的な医療を行います。原則的に1人の患者につき1カ所の医療機関が算定します。予防接種や乳児健診を含む4回以上受診した未就学児の患者さんで同意を得た方が対象です。

小児かかりつけ診療料を算定するにあたり、以下の指導等を行っています。

ア 急性疾患を発症した際の対応の仕方や、アトピー性皮膚炎、喘息、その他乳幼児期に頻繁にみられる慢性疾患の管理等について、かかりつけ医として療養上必要な指導及び診療を行う。

イ 他の医療機関と連携の上、患者が受診している医療機関をすべて把握するとともに、必要に応じて専門的な医療を要する際の紹介等を行う。

ウ 患者について、健康診査の受診状況を把握するとともに、発達段階に応じた助言・指導を行い、保護者からの健康相談に応じる。

エ 患者について予防接種状況を把握するとともに、予防接種の有効性、安全性に関する指導やスケジュール管理などに関する指導を行う。

オ 発達障害の疑いがある患者について、診療及び保護者からの相談に対応するとともに、必要に応じて専門的な医療を要する際の紹介等を行う。

カ 不適切な養育にも繋がりうる育児不安等の相談に適切に対応する。

キ 標榜診療時間以外の時間において、患者又はその家族から電話等により療養に関する意見が求められた場合、十分な対応ができる体制が整備されている。

時間外対応加算3

「小児かかりつけ診療料1」を算定するにあたり、上記オに対応するため「時間外対応加算3」を算定し以下の取り組みを行っています。

ア かかりつけ患者やその家族からの時間外専用電話への問い合わせに対し、標榜時間外の夜間の数時間は、原則として当該診療所において対応できる体制がとられている。

イ 標榜時間外の夜間の数時間にやむを得ない事由により、電話等による問い合わせに応じることができなかった場合であっても、速やかに患者にコールバックすることができる体制がとられている。

機能強化加算

当院は「機能強化加算」を算定している施設です。「小児かかりつけ診療料」を届けている施設で、地域における保健、福祉、サービスなどに係る対応として、以下の活動を行っています。

ア 母子保健法に規定する乳幼児の健康診査の実施。

イ 予防接種法に規定する定期予防接種を実施。

ウ 保育所の嘱託医、小学校の学校医に就任。

また、地域におけるかかりつけ医機能として、必要に応じ、以下の対応を行っています。

ア 患者が受診している他の医療機関及び処方されている医薬品を把握し、必要な服薬指導を行う。
イ 専門医師または専門医療機関への紹介を行う。
ウ 健康診断の結果等の健康管理に係る相談に応じる。
エ 保健・福祉サービスに関する相談に応じる。
オ 診療時間外を含む、緊急時の対応方法などに係わる情報提供を行う。

医療情報取得加算

当院はマイナンバーカードによる保険証（マイナ保険証）の利用により、質の高い医療提供に努めている医療機関です。患者様よりお預かりした、受診歴、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報は適切に管理・活用し、診察を行います。2024年6月1日より、国が定めた診療報酬改定にともない、診療報酬を下記の通り「医療方法取得加算」を算定いたします。

ア 受診の際にマイナ保険証を利用する場合

• 初診（月に1回）：1点
• 再診（3ヶ月に1回）：1点

イ 受診の際にマイナ保険証を利用されない場合

• 初診（月に1回）：3点
• 再診（3ヶ月に1回）：2点

マイナ保険証によるオンライン資格確認のご利用に、ご理解とご協力をお願いいたします。

明細書発行体制等加算

当院ではレセプトオンラインによる請求を行っており、「明細書発行体制等加算：1点」を算定しております。
領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しています。 発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨をお伝えください。

一般名処方加算

当院では後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。
現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。よって後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方※（一般的な名称により処方箋を発行すること）を行い、「一般名処方加算」を算定しております。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

• 一般名処方とは：お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方せんに記載すること

診療方針

• 当院は、継続的に当院に来ていただいている「かかりつけ患者」さんを最優先に全力で診療いたします。
  ※注：他にかかりつけがある方に対しては、本来のかかりつけ医先生の診療方針を妨げないよう注意を払い、また当院かかりつけ患者さんの診療を妨げない程度にやらせていただきます。
• 「アレルギー科」に関しては、施設基準に合わなくなったため、2023年12月いっぱいをもちまして標榜科を取り下げました。
  「小児食物アレルギー経口負荷検査」も同様の理由で取り下げました。食物アレルギーでお困りの方は、かかりつけ医で相談されるか、専門施設へ紹介していただいてください。
• その他、当院では診療が難しいケース等に関しては、院内掲示しておりますので、来院時に一読のほどお願いいたします。