院内での感染に気を遣うご時世です。当院に来院される方に少しでも安心してきていただけますよう、標準的な感染予防策以外にも、当院では以下の対策を行っております。
〇 時間予約制にして、患者さん受診時間の分散するよう工夫しています。
〇 本やおもちゃなど、接触感染の元になりそうなものを、一時的に院内から除きました。
〇 オムツ交換台を新たにメインのお手洗い内に設置、移動いたしました。
〇 各部屋ごとに空気清浄機と手指衛生用のアルコール消毒液を配置しております。
〇 内服薬など処方は長めに出して、不必要な頻回受診の必要がないようにしております。
〇 電話での診療を、限定的ですが始めております(あくまで対面診療優先です)。
〇 受付事務員の感染を少しでも避けるように、受付のデスク上に「飛沫感染対策アクリル窓あきパーティション」を設置予定です。連休後に業者から届きますが、それまでの間、一時的に簡易のアクリル板を設置しています。
〇 発熱して何らかの感染症が疑わしい方(赤)と、予防接種、健診、食物負荷試験、慢性疾患の定期受診のために受診されている方(緑)のゾーニングを以下のように行うことにしました。
① 待合室(グリーン):基本的に、予防接種・乳児健診・食物負荷試験・喘息やアレルギー性鼻炎、花粉症などの慢性疾患の方々の専用の待合室となります。
② ベビールーム(グリーン):予防接種と乳児健診に使用します。また、ピンクのパーティションで仕切って、食物負荷試験の際の食事をする場所にも使用します。
③ 処置室 (レッド):37.5度以上の発熱の方、鼻汁、嘔吐・下痢など感染症がある方の待合室となります。ピンクのパーティションで仕切ります。
④ 隔離室(レッド):ベネトリンやボスミンの吸入室とします。また水痘、おたふくかぜなどの感染力が強い患者さんの隔離部屋として、あるいは発熱、嘔吐、下痢など感染症が疑われる方の予備の待合室となります。
さて来院された方の大まかな動線です。
① 来院された方は入り口から入っていただきます。
② 受付された後、体温、簡単な問診をして、感染症が疑わしい方は、スタッフが奥の処置室にご案内します。
③ アレルギーなどの慢性疾患や食物アレルギーの経口負荷試験、予防接種、乳児健診の方はそのままメインの待合室で待っていただきます。
④ 先に感染が疑わしい方の診察をさせていただき、院内滞在時間をなるべく短くしていただきます。
⑤ 感染が疑われる患者さんの会計をできるだけ早く行い、スムーズに院外に出ることができるようにします。
⑥ 予防接種・乳児健診は、ベビー室で行います。計測などを済ませた後に診察、ワクチン接種、健診となります。
⑦ 食物負荷試験の食事はベビー室ですませていただきます。ピンクのパーティションで仕切ることができます。
⑧ 慢性疾患の定期診察の方は、順次診察室隣の中待合室の椅子にご案内いたします。
⑨ 診察終了後は普通にメインの待合室で待たれても構いません。
以上、皆様方に安心して当院に受診していただきますよう、今後もできるだけの対策してゆきます。