インフルエンザワクチン、予約受付を継続しています。インフルエンザの流行は、年明け以降になりそうですので、まだ1回目がお済でない方も、今からでも十分間に合うし、2回目のワクチンがお済でない方は、どうぞご検討ください。2度目のワクチン接種は8週間以内が推奨されています。年をあけてもしばらくはワクチンを破棄せずにおいて置く予定です。
電話や窓口での予約受付中です。ご希望の方は097-529-8833までお願いします。接種をご希望の方のお名前と生年月日、接種希望日を伝えください。
引き続きWEBでは予約ができません。
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インフルエンザ流行がまだ来ていないのになぜワクチンが必要なのでしょうか?3つの答え
インフルエンザがまだ昨年の600分の一しか発生していないのにかかりつけ患者さんにインフルエンザワクチン接種してもらいたいか、というのは、理由が3つあります。
1.もしインフルエンザが流行してしまったら、新型コロナ(COVID19)と区別がつかず、発熱外来は大変なことになって、検査だけでも何時間も待つ(どころかもしかしたら医療崩壊が起きて何日も待つ???)という、例年よりかなり悲惨な状況になると恐れられています。
2.もしインフルエンザが流行しない場合、自然にインフルエンザウイルスに暴露される機会が失われ、不顕性感染(免疫のおかげで感染はするが症状が出ずに、免疫力にブーストがかかる)がなくなるので、インフルエンザウイルスに対する抗体が国民全体で低下します。すると数年後のインフルエンザの爆発的な流行が懸念されます。年1~2回のワクチン接種は免疫の低下を防止することができ、将来の大流行の発生を抑えることができます。正直、インフルエンザの方が子どもがきついし、スプレッダーになるし、なんといってもけいれん・脳炎・肺炎・心筋炎と重症化します。
3.これは、まだ眉唾的要素満載ですが、オランダから、インフルエンザワクチンがもしかしたら新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染・発症を抑えているかもしれない、というデータが最近発表されました。査読なしの速報ですし、どうしてこうなるのか、まだまだつっこみどころは多いでしょう。そういえば似たような話が春くらいにありましたね。「BCG接種国は新型コロナ感染症報告数が少ない」・・・そのことを引用した有名人の発言が独り歩き。「BCG打てばコロナにかからない」と曲解されて、高齢者がBCGを希望されるケースが続出。一時赤ちゃん用のBCGの在庫が足りなくなる事態もありました。確かに微生物と人間の関係は、まだまだわからないことが多いので、微生物由来のものを入れれば、何かわからない非特異的な反応がおこって、感染症発症に影響を与える可能性はないとは言えないので、検証する価値くらいはありそうです。
以上、ご不便をおかけいたしますが、ご理解の上ご了承ください。