おしらせ
沖縄で麻しん(いわゆるはしか)の発生の注意喚起があっています

沖縄で麻しん(いわゆるはしか)の発生の注意喚起があっています

医師会、保健所から、沖縄で麻しんが発生しているので注意喚起の通達がありました。3月中旬に沖縄旅行にきた台湾の方が、3月17日に沖縄ではしかを発症し、遺伝子検査の結果、麻しんと診断されました。

その10日後ぐらい(3月の終わり)から、その台湾からの旅行者との接触が明らかな人々で、これまではしかにかかったことなくワクチンを接種していない若年成人層を中心に、4月10日の段階で、35例の確定例と4例の調査中の方がいます。いまのところほかの県に広がっているという情報はありませんが、ちょうど春休みの期間中なので、沖縄旅行中に感染者と接触した本土の方も感染していることが危惧されています。

沖縄県のホームページに、第1例の旅行者の足取りや実際の患者さんのプロフィールの詳細なデータが報告されています。以下に沖縄県が毎日更新している麻疹の発生状況のデータのHPのサイトを載せておきます。ぜひご参考ください。

麻しん(はしか)患者の発生状況について

潜伏期は10日から2週間です。今年の春に沖縄旅行した後に風邪症状がある方、気になる症状がある方は、麻疹をみたことのある年配の小児科医や内科の先生に一度相談してみましょう。その際には感染症の伝搬を防止するために、前もって医療機関医電話してから、どうやって受診すればいいか指示を受けてから受診しましょう。

麻しんのお話をすこし・・・麻しんは、昔はちょうど春先から新年度開始の時期に流行して、研修医が最初に病棟で持たされる疾患の代表でした。微熱、鼻汁、咳嗽などの風邪症状が数日あり、いったん解熱していきなり39度の高熱とひどい空咳、鼻汁、目があかなくなるくらいの結膜炎と目やにで顔面がドロドロになり、全身に真っ赤なぶつぶつ(麻疹)ができるというものです。口の中のほほの粘膜に白い粘膜疹が出るのも特徴的です。昔の医者は必ず頬っぺたの粘膜を舌圧子でみてイマイしたが、最近では舌圧子を頬っぺたに充てる小児科医、見なくなりましたね。5日程度高熱が続くうちに、ほとんどの人が肺炎になり、入院するというパターンでした。

現在は、1歳と6歳の2回に麻しん風しんワクチン(MRワクチン)をしているので、日本でははしかは見なくなりました。時に東南アジアから帰ってきた旅行者が持ち込む例があります。ターゲットは麻しんになったことがない、ワクチンがまだ2度定期でしていなかった20から30歳くらいの若年成人です。

余談ですが、もちろんおじさんの私も研修医の時はじゃんじゃん麻疹みていましたし、3歳の時に水疱瘡と連続ではしかにかかった記憶もあります。というか、近くの友達にわざわざ病気をもらいにゆきました。ワクチンのなかった昔の南九州の田舎では、こんなやばい野蛮な風習が普通にやられていたんですよね。

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