厚労省から「小児のアレルギー疾患 保健指導の手引き」が発刊されました

3月のシックキッズニュースでもご紹介しましたが(2ページ右の段の上)、アレルギーポータルサイトという有益なサイトがあります。そこに今度、「小児のアレルギー疾患 保険指導の手引き」が掲載されました。ダウンロードしてみることができます。

表紙

2014年にアレルギー対策基本法が制定されました。その流れで2017年から大臣告示の基本指針がでてアレルギー対策を具体的に勧めています。その一環として、乳幼児健康診査などの機会に、赤ちゃんの保護者に適切な保健指導や、場合によれば病院への受診を進めるなど、適切な情報提供をするよう求められました。そのため、保健師や病院で働く現場の医療関係者が、正しい知識に基づいた保健指導ができるような資料が必要となりました。そして今回、この手引きが厚生労働科学特別事業の一環として作成されました。

本手引きの特徴として、① 実際の保健指導で遭遇しやすい 場面を想定して、Q&A形式でわかりやすく且つ簡便な説明で作成されていること ② 年代別に、「妊娠中」、「新生児~離乳食を開始するまで」、「離乳食から1歳まで」、「乳児」の4段階に区切って解説していること ③ 最後のところに、実際の指導の際に活用できる年代別リーフレット や参考資料も添付されています。

アレルギーはなかなか治らないので、それをいいことに怪しげな説を流して惑わして利益を得ようとかしているひとたちもいます(アトピービジネスともいわれているやつです)。アレルギーをもっていても、大部分の人は、このリーフレットを基本に対処していけば、アレルギーと上手に付き合うことができると思います。咳が長引いてぜんそくっぽいねといつも言われるけどはっきりしないけど…、食物アレルギーかもしれないから採血検査してもらえといわれたけど…、今度赤ちゃんが生まれるけど、上の子がアトピーだったからアレルギーが心配だけど…、アトピーだからコメはダメで芋しか食べれないといわれたけどホントかな…などで悩んだときは、是非このリーフレットで、あなたのお悩みの部分を読んでみてください。