熱い7月の日曜日、レンブラントホテルで開催された初級漢方セミナーに参加してきました。講師は京都の志馬千佳先生。漢方の歴史、理論、エビデンス、副反応などの基礎的なお話から、いまさら聞けないよく”聞く”漢方7選、医者が今すぐ飲みたいよく”効く”漢方7選、と、盛りだくさんで、ためになる3時間でした。
子供は内服困難の壁があり、なかなか漢方薬を処方する機会はなかなかありません。が、西洋薬と違った”アジ”があり、病気になり、免疫力が変化していき、体調が変化してゆくときに漢方を上手に使用したら、回復までの時間が短縮できたり、その後の繰り返し病気にかかるという悪循環を断ったり、と素晴らしい側面もあります。育児でのイライラのときは”母児同服”という面白い飲み方や、経口だけでなく、溶かしておいて料理に使用したり、沐浴剤にしたり、軟膏の基質にしたり、と工夫すれば、子どもにも使えそうでした。